ケンカ上等☆不良校上々↑↑
考えてみれば、せっかく太陽が来るのに、あたしがいたら邪魔になる。
歩夢がいたら、もっと気まずくなると思う。
「あたしたち、近くで時間潰しとくから、太陽と話が済んだら電話して」
だから、芽咲にそう伝えてから、歩夢の腕を掴んだ。
「いいの?」
「うん、いいよ。
だから、しっかり話してきなさい」
「はいっ!!」
目をぎゅーっと瞑って思いっきり笑顔を見せる芽咲。
別れ際の、不安そうな表情は気になったけど、大丈夫だよね?
状況を理解できていない歩夢を引き連れて、来た道を戻った。
うん。
きっと大丈夫。
芽咲と太陽なら、また一緒に笑い合えるはず。
コンクリートの上をひらひらと走る落ち葉。
街を急ぐ人たち。
もうすぐ、冬が来る。
今年のクリスマスは、芽咲の家でパーティーかな。
翼も、一緒だったらいいな。