ケンカ上等☆不良校上々↑↑
それは、隣にいた歩夢も一緒で。
驚いた表情のまま硬直してる。
まず浮かんだのは、どうして翼がここにいるのか。
どうして怒ってるのか。
パニックになりそうなのを抑えて、とりあえず深呼吸した。
「どうしたの?」
「おまえこそ何やってんだよ?」
けど、あたしの質問には答えてくれない。
こっちに近づいてきてから、翼は言葉を続けた。
「太陽と芽咲が何回電話しても出ねぇっつって、俺がかけても出ねぇし」
電話?
『太陽と話が済んだら電話して』
頭の中に、数時間前に芽咲と交わした会話がフラッシュバックされる。
「け.ケータイっ」
急いでバックからケータイを取って開くと、着信が10件を超えていた。
「やっば‥忘れてた」
ケータイから視線をズラして、また翼を見る。
怒ってるよね?
ヤバいよね?
「原因はおまえかよ」