ケンカ上等☆不良校上々↑↑



歩夢は満面の笑みを浮かべて。

その笑顔怖いよ?




「おやすみなさい、せんぱい♪」

「…………」



何かからかうように言ってから、再びガチャンと扉を閉めた。




せんぱいって………!

い.違和感!

違和感ありすぎるよ。


しかも、なんか妙にドキッてしたし。



「………生意気」

奢ってもらうものの金額、倍にしちゃおうかな。


なんて思ったけど、可哀想だから冗談でやめといてあげるか。

仕方ない。






………………。
………………………。






静まり返ってる。

静まり返りすぎてる。



隣には誰もいない。

話し相手がいないと、夜中の長い廊下は虚しいと言いますか………

孤独です。



目が覚めちゃって、きっと部屋に戻っても寝れないよ。

あ、忘れてたけど、あたし芽咲に会いに行こうとしてたんだった。


今から行っても、もうさすがに寝ちゃってるよね。

どうしよう。

うーん。

部屋に戻って我慢して目を閉じるのが正解?






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