ハルのためなら【短編】
「はぁ、はぁ、はぁ」

ありえねぇ

あいつらいつまでもいつまでも追いかけてきやがって

やっとまいてこの線路わきの倉庫に隠れたけど

いつ見つかるかわかない状態だ



とりあえず、きっと心配しているセツへ電話をかけた

案の定、心配しまくっているセツ

なんだか弱音をはきそうになって思わず本音がポロリとでてしまった

その瞬間、携帯の電池が切れてしまった


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