アタシの彼氏は英雄者
なんとか自力で立ち上がった

でも・・・もう限界はココまで来ていた

呼吸が乱れる

ハァハァ・・・


ハァハァ・・・


なんか眩しい

スポットライトに当たってるようだ


パッパー


いっそ死のうか・・・


・・・バサッ・・・

その場に倒れこんだ

トキだった



ガシッ


・・・

車が走り去った

目をゆっくり開けると

暗闇だった

けど

温かく

どんどん光が差してきた


「びっくりした・・・」

声の主は



裕だった・・・



・・・ハァハァ


もうアタシの体は動かない

呼吸も乱れ

体中が痛い

そんなアタシを

裕はまた助けてくれた

いっそ死のうと思った

アタシを・・・

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