准教授 高野先生のこと

裸を見たり見られたりって、意外と開き直れるもんなんだな、って驚いた

行為に支障がないように?っていうのも変だけど、なんていうか…

開き直れる情報?が、DNAの二重らせんのどっかに明記させているんじゃ?なんて

だって、こんな恥ずかしいこと、とても、正気じゃあ出来ないって思うのだ…


「胸毛がもじゃもじゃだったら、その場でじょりじょり剃ってやるつもりでした」

「おっと、それは毛深くなくてよかった」

照れまくりのアホな私に、先生はとても優しく寛大だった


肌が重なり合わさって、さらっと馴染むその感じは、うっとりするほど心地よかった

私は、ほっぺたをくっつけたり、鼻をこすりつけたりして

先生の肌の感触や匂いや温度を、思い切り堪能した

「詩織ちゃん、犬っぽいかも」

「犬でもいいですから、もっと、くんくんしたいです」

「心行くまで、どうぞ」

先生は、くんくんする私を、包み込むようにふうわりと抱いてくれた



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