Cold Phantom [前編]
-祥子の事、好きなんだ…-

…思い出してしまった。
もう吹っ切った事だから、今更どうこうは言わないが、状況が状況だからな…

-祥子が断わったんだ。-

「過ぎた事だってのに…思い出しちまった。」
俺はまた、そんな自分に自嘲した。
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