世界の終りに恋の歌を
ふと、若者は足を止めました。

少し遠くの波打ち際に、大きな何かが落ちていました。

白や赤、緑の美しい色の何か荷物のようなものに見えましたが、よく目を凝らせてみると、それが人であることに気がつきました。

気がついた途端、若者は走り出しました。

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