俺様執事のち、二重人格。







「…ほんま独占欲が
強い執事さんなこと。
月様も大変ですね」







「!!そんなこと…」





そんなこと…多分ない。




爽汰には、たくさん
助けてもらってるし…


少なからず
桐生さんが思い描いている
だけのような人じゃない
はずだよ…





確かに独占欲は強いし
俺様で変な所不器用だけど、
優しくて、強くて、
きっと
あったかい人…なはず。









でも、桐生さんは
私の言葉に間髪いれずに
驚愕の一言を発した。




「なぁ月様。
ヒトメボレって信じる…?
俺、月様に惚れたみたい。」





「「はぁ?」」


…私と爽汰の声が
ハモったのって初?








「俺が月様の滞在中に
月様を射止められたら、
爽汰クン、
執事変わってくれる?」




「「はぁぁぁっ?」」






この人、イミワカラナイ。

なに、
言うとんねんっ!!!!






「不可能じゃないよ。
経営など企業の情報を
間探られるのを
恐れる財閥とかもあるから
家庭が決めた執事を
学園に連れ込むのも
アリなんだ」





「…月、行くぞ。」


状況を見かねて、
爽汰が私の手を引いた…








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