俺様執事のち、二重人格。






私は爽汰に甘えっぱなしで
どんなことでも
助けてもらってる癖に、

爽汰のことを
もっと理解しようと
してなかったんだ…。






何て言うんだろう…

恋愛感情とか関係なく
爽汰は私にとって
大切な人の一人なんだと
思う。








爽汰は優しく微笑んで


「ありがとう」
触れるだけの優しいキスを
私に浴びせた…







さすがにいつもみたいに
どつけなかった…。




苦しみが
私のすることや存在で
少しでも癒されるのなら、

いつもお世話になってる分
そのくらいしてあげたい。









でも…このキモチは
なんだろう?


私は普通の男子には
こんなこと絶対出来ない。







爽汰の一挙一動に
胸がキュッってなる…

キスも、触られるのも
嫌じゃないの。





なんか…初めての感覚。









でも…
ちょっ、もう重い…





私が抱き締めている手を
緩めると爽汰は
その手を掴んで、

「もうちょっとだけ…」


子犬のような潤んだ目で
言うから…





なんか…
母性本能的なの
くすぐられるかも…。


いつもはもっと
意地悪なのにね…





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