まりぉchanの秘密。
「すこしは反省しな。」
「………はぃ。」
暫くたって、さんざんに言われた巳來お兄様はよろよろとお父様の部屋へはいって行った。
「たっく…真莉乃ちゃん。全部言ってくれてありがとう。」
「は…はい。」
さっきの怖さがなかなか抜けない。
「そういえば、あなたの彼氏さん。執事になるぞ!!!って張り切って帰っていったわよ?」
「えぇぇ?!?!なんで…。」
中森が執事…そんなの嫌だ!!!
あたしは、小さい頃から周りにはいつも執事がいた。そして、一番近くにいつもいた執事「藤田 護」はなにがあっても許せないのだ…。