西の狼


「なんでお前達がここにいる?なんの目的があって郷を……ワルキュリアの一族を襲った?」



「それをわざわざお前に話す義理はねぇな……さて、こんなとこで会っちまうとは思わなかったが、会っちまったもんは仕方ねぇ……潰させて貰うぜ……」



「ふふ、残念ね……結構タイプだったんだけど………」



「………………」




三人はそれぞれの武器を構えた。


レオンもアグニを抜いて、更に明星の小手から光の剣を生み出した。


「………来いよ……」



四人の間に微妙な緊張感が漂う。


だが、その時………



「あまり、勝手なことをされては困るんだがなぁ………」







突然、向い合っていた四人に重い圧力がのしかかった。


「く、は……ッ!?」



「な、何よこれ………ッ!?」


「く、これは…一体……ッ!?」



「あまり、好き勝手しないで貰いたいのだが?」


そう言いながら現われたのは、洞窟で長老と共にいるはずのグレンだった。



しかしその瞳は虹色の様に輝いている。




「グレン……?なんで、アンタが………」




「………!?」


その時アリアンが言葉にならない声を上げたことで三人はアリアンに注目した。


「なんだ……アリアン……」



「あれは………『極光の魔眼』……」



「魔眼……?」


「あれは………古代の英雄王しか持ってない……」



「古代の英雄王……って、まさかアイツがそうなの?」




「……そんな馬鹿な……」


「…間違い無い……でも、有り得ない……」


「何でだ?」


「……古代の英雄王がいたのは、今から………六千年以上前……生きてるハズが無い………」



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