『遠距離恋愛のしかた』
『えっ?!りっ莉央?えっ?!ここに来るの?』
うそっ?!
なんか……やだ。
莉央はこの場にいてほしくない…。
『ねぇ…なんでそんなに慌ててるの?』
信平が嫌なとこをつっつく。
『そそっそんなことないよ!…はっ長谷川さん、行きましょうか?』
『そうだね。じゃあ!』
長谷川さんは、わざとなのかなんなのか、見せ付けるかの様に私の肩を引き寄せ、抱きながら手をあげた。
普段の私なら、長谷川さんがこんなに近いとパニクって変な汗かいちゃうけれど、莉央と鉢合わせしないかドキドキハラハラしてたせいか…
全く気にならなかった。
莉央が来ることに、かなり動揺してる私…。
早くこの場から立ち去りたかった。