ホストVSアタシ
「…じゃ、来たからには飲めよ?」


アタシにお酒を差し出した夜斗。
いつか消滅させてやる。


「飲めな…」


「飲めないの?ふ~ん、ガキだなぁ」


アタシは、ムカついて飲み干した。


「あ…れ…」


…頭が、クラクラする―


アタシは、闇の中へ引きずり込まられた。


「真……!…お……よ……真希!」


「真希、ゴメンな」


それだけが、はっきり聞こえた。

闇の中で、夜斗がアタシの手を引いて光輝いてる場所へ…


頭がガンガンする…アタシは、また闇へと落ちた。


< 12 / 60 >

この作品をシェア

pagetop