ホストVSアタシ
ん……?あれ?ここどこだ?


ソファに寝てたアタシ。周りをキョロキョロしてみた。


なんか…アタシってここんとこ、キョロキョロし過ぎたよね。

それより、ここどこ!?まだ夢見てるのかな?


試しにアタシ頬を引っ張った。

「痛い」


「馬鹿か。それより、もっと酷い顔になってるぞ」


びっくりしたァ!!夜斗が、ひょこっと出てきた。


モンスターか。


「あ…ここは?」


「更衣室」


ああ…そうか。

アタシは時計を見た。
ん?んん?!


「え!もう21:00!?」


「ああ?それが」


「ギャアアアアア!!門限過ぎた!殺されるゥ!!」


アタシは急いで起き上がって靴を履いた。


「門限とか……俺が送ってく」

「え…?いいよ!いらない!」

拒否します!!全力で拒否します!


「馬鹿。いいから、行くぞ」


アタシは、またしても担がれた。
いーやーぁぁぁぁぁぁ…



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