イイオトコ☆ ツメアワセ
「そうよ英美香なら理解してくれるって思ってたわ!近い将来こんな素敵な王子様工場が完成したらいいのに∨ねぇ英美香
もそう思わない?」


いや全然まったくそう思わないわとか言ったら傷つくわよね困ったわ。

「いや…私年上しか興味ないから王子様はよくわからないわ。」

出来るだけ素直に傷つかないように答えた。実際私は王子様などの世間一般的な年頃の男に興味はない。

「あらそうだったわね英美香は年上好きだもんね
。じゃあ王子様じゃなくて王様ね∨」

確かに王子様より王様ならしっくりくる。
好きになる人はなぜか一回りも歳の離れた男性ばかりだから。

「そうね真奈美は王子様を私は王様を選ばせていただくわ」


女二人でたわいもない夢物語のような話を居酒屋でして帰っていった。


後ろに不審な影が潜んでいるとも気付かずに…。
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