紅い記憶

「どうして?気持ちいいじゃない、思いっきり叫ぶの。絶叫マシンって言うぐらいだもの、あれぐらいやらないとね♪稔もやってみれば?」


「そういう問題じゃなくて…」



 二人が仲良く話していると、もうあたりは薄暗くなっていた。


「暗くなったね、帰ろうか、桜。」


「…うん。」



 二人で肩を並べて帰途につく。

 
 家の前までくると、桜達のアパートをじろじろと眺めながら門の前をうろうろしている男性がいた。





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