契約の恋愛
私は学校から出た後、てくてくと目的地まで歩いていた。

亮也の家は、小さな路地を通った小さなアパートのすぐ近くにある。

そのすぐ近くに小さな公園があって、たまに親とケンカした時よく行ったものだ。
"あの人"が死んだ後は、一度も足を運んでいない。

少し懐かしさが帯びた感情が胸に広がっていく。

先程陸飛にもう一度電話をかけてみたが、切られた。
あの野郎、今度会ったら一週間位絶対口聞かないと、数分前に決めた。
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