契約の恋愛
あの時のことは思い出すだけでも恐ろしい。

私は回想モードから戻り、大きく首をふった。

…やめよう。

うん。雪葉ママに嘘をつくのはやめてしまおう。

一瞬でも嘘をつこうとした自分がありえない。

肝心なことは上手くはぐらかして、とりあえず彼氏ができたという事は伝えておこう。

グループデート?

どうでもいいよっ。

あの恐ろしい制裁を受けることになる位なら、グループデートでも何でもしてやる。

それくらい、雪葉ママのお仕置きは地獄だったのだ。
考えモードも終了し、もうそろそろ教科書を返してもらおうかと顔を横に向ける。
……!?なっ……。
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