Secret Prince
彼は、窓を開けると、何の前触れもなく、
躊躇もなく、・・・・・・・飛び降りた。































えぇ、・・・・・・・・ここ、3階じゃなかった?
しかも、この屋敷、結構でかいんですけど・・・。
たまに、自由時間の時、窓から外を眺めていたから、
大体の高さは分かる。
飛び降りたら、ましてや人を、・・・・・・いや、子供とはいえ、
抱いてだろう、・・・・怪我しちゃうんじゃないか?
俺は、子供なりに、そんな事を考えていた。


































だが、彼は、スタッ、と綺麗に着地を決め、



「怖い思いさせてゴメンな?」



と、逆に、俺の心配をしてきた。
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