Secret Prince
「あぁ、分からないよ。
あんたの、くだらない思想なんて、
分かりたくもない。
ただ、あんたを想ってくれてる人間が
必ずどこかにいるって事を忘れるな。
自分の事を想ってくれてる人間がいる奴は、
孤独なんかじゃねえよ。
そんなにも、簡単に、孤独の辛さも
分からないくせに、胸の中にある寂しさを
ひけらかしてんじゃねえよ。」
口調が、大分きつくなっている。
言葉の節々から、俺を突き刺す棘の感触が
伝わってくる。
だが、俺は、言い返さない。
いや、言い返す事なんて出来ない。
凪は、言いたい事を言い終えたのか、
おもむろに立ち上がって、寮へ戻ろうとした。
が、それは、遮られた。
自分でも、何故かは分からないが、
一歩踏み出した凪の腕を、思わず、反射的に
掴んでいたから。
あんたの、くだらない思想なんて、
分かりたくもない。
ただ、あんたを想ってくれてる人間が
必ずどこかにいるって事を忘れるな。
自分の事を想ってくれてる人間がいる奴は、
孤独なんかじゃねえよ。
そんなにも、簡単に、孤独の辛さも
分からないくせに、胸の中にある寂しさを
ひけらかしてんじゃねえよ。」
口調が、大分きつくなっている。
言葉の節々から、俺を突き刺す棘の感触が
伝わってくる。
だが、俺は、言い返さない。
いや、言い返す事なんて出来ない。
凪は、言いたい事を言い終えたのか、
おもむろに立ち上がって、寮へ戻ろうとした。
が、それは、遮られた。
自分でも、何故かは分からないが、
一歩踏み出した凪の腕を、思わず、反射的に
掴んでいたから。