Secret Prince
そう思っていると、不意に、視界が真っ暗になった。
ビオラが、目を閉じたのか、そう思っていると、
声が聞こえてきた。



































聞き慣れた、・・・・・・・・・愛しい人の声。
よく心に響いて、俺を安心させてくれる。










【今まで言わなくてゴメン。
 だけど、藍斗が頼りないからじゃないんだ。
 困らせたくなかっただけだから、
 ・・・・・・・・そこの所は分かってほしいな。】




そんな事言っても、理解してもらえないかもしれないけどね。
そう言って、ビオラは、苦笑した。




































違うよ、ビオラ。
俺は、こんな言葉が聞きたかったんじゃない。
こんなわがまま言ったら、更に、ビオラに負担をかける事に
なるのに。
もう、十分分かってるつもりなのに、
まだ、俺にも話してほしかった。
そう思ってしまう自分がいるのが、情けない。
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