Secret Prince
今や、好奇心という名の先走った心は、
完全に消え去り、ひたすらにビオラの事を想う
気持ちだけがあった。



























「いくらビオラの言う事でも、これだけは逆らうよ。
 誰でも、自分の好きな人の寿命は、少しでも延ばして、
 少しでも多くの時を一緒に過ごしたいって思うだろう?
 それと一緒だよ。
 そこまで俺を従わせたいなら、俺が納得する事を言って
 みせて?
 俺は、自分の思う通りにしか動けないからさ。」


































・・・・・・・・・・ぁ、言っちゃった。
これは、とてつもなく、やってはいけない事をして
しまったような気がする。
しかも、それを目ざとく聞き取ったビオラは、
あえて、俺の羞恥心を煽るように、復唱してきた。










































【藍斗、・・・・・・・・・俺の事、好きなの?】
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