Secret Prince
「ビオラ、・・・・・・・・・・俺は、
 あんたを困らせたいわけじゃないんだ。
 ただ、一緒にいてくれるだけで良い。
 それも許してくれない・・・・・・・?」





本当は、一緒にいてくれるだけじゃ、
全然足りないかもしれない。
だけど、それで思い留まってくれるのなら、
俺のわがままなんだから、捨てたって構わない。
それほどに、俺は、真剣だった。
今まで、自分が、ここまで誰かのために
言葉を発する事なんてなかったのに。






































【藍斗・・・・・・・・・・・・。】







ビオラは、ポツリと呟き、次の瞬間、
視界が揺らいだ。
ふうっと、何かが抜けていくような感覚。
これは、・・・・・・・・・どちらの人格も
入っていない時の状態だ。








































【藍斗・・・・・・・・・・。】




「ビオラ・・・・・・・・・・・・?」









これが、最初で最後の、2つの人格の対面だった。
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