盲目の天使

その様子を、王妃ソレイユは、苦々しい顔で眺めた。



まったく、いまいましい。



ソレイユは、一気に酒盃をあおった。


ソレイユの隣に座っているアルシオンは、久々に見るリリティスの姿に、

高まる鼓動を、抑えきれないでいた。



なんて、美しさだ・・・。



自分のせいで、リリティスが辛い思いをしているのではないかと、

会いたい気持ちを抑えて、連絡を取るのを控えた。


リリティスは、カルレインの隣で、幸せそうに笑っている。


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