バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!《あれから〜6年が過ぎて》
俺は同情するのは嫌いだ。



育った環境のせいでぐれるなんて間違っているだろう。



自分と言うものをしっかり持っていれば、



どんな事にも左右されない。



全ては本人次第だと思う。


親どうだろうって自分は自分なんだから、



堂々としてればいいんだよ。



親のせいにしたり家庭環境のせいにするのは、



逃げ場を作りたいんだよ。


甘いよ甘すぎるよ河上君。


悪いけどやっぱ夕顔の交際は認められないや。



『俺からは話す事は何もない。


今日はもう帰って貰おうかな?』




一行に動かない河上君を見ると、



声を出して又泣いていた。



泣くなよ。



俺が泣かせたみたいだろ。



夕顔に睨まれた。








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