労働の価値 その2
--- 10-3 ---

あの布職人が、
2mの布を売ったときの、
2個の金貨。

あれは、
もしかしたら、
30kgの小麦粉が、
姿を変えたものかもしれない。

このとき。

「布を売る」という、
「商品→おかね」と とりかわる動きは、
反対からみると、
その布を買うという、
「おかね→商品」という動きである。

しかし布を「売る」動きは、
まだ動きつづけることになる。

それが動きの列の反対の端、
つまり聖書の買いまでいくわけだ。

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