労働の価値 その2
--- 10-4 ---

このとき、
布の買いのほうは、
ここで動きが終わっている。

はじまったのが、
小麦粉の売りだった。

「商品→おかね→商品(布→おかね→聖書)」の、
動きのなかでのはじめのところが、
「商品→おかね(布→おかね)」になっていた。

これは反対からみたら、
「おかね→商品(おかね→布)」だった。

そしてそれは、
べつの動き、
「商品→おかね→商品(小麦粉→おかね→布)」の、
さいごだったというわけだ。

商品が姿を変えるさいしょのところ、
つまり商品がおかねに変わるときは、
いつも、
べつの商品が、
もういちど、
おかねから商品に変わるところになっている。

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