君への願い事
「ただいまー!!!」
「キャンキャンキャン!!!」
「お帰りなさい~。って、テリーさんにですよね。」
「なに言うてるんですかぁ。ハピエル様に決まってますやん。」
「ハピエル様!?」
「デートOKやったよ!」
「良かったですねぇ!僕も山田さんの日曜日の予定がなくなるよう、色々頑張りましたから。」
「いやぁ、凄いわぁ。キューピッドってほんまにおるんやなぁ。」
「僕たちがいないと恋人なんて出来ないですからね。」

ハピエルは小さい体で胸を張って威張っている。

「で、今日の願い事はなんにします?」
「あぁ、今日はええよ。色々頑張ってもろて、大変やったやろ?
試合観に行くまでサッカーのこと色々教えてもらう約束したし、また来週来てぇな。」
「え、いいんですか?」
「かまへん、かまへん。それまで実家にでも帰ったらええねん?」
「本当ですか!では今週は天界でゆっくり過ごさせて頂きます。」
「うん、気ぃ付けてなぁ。」

ハピエルは光の玉になるといつもの物凄く速いスピードで上空まで駆け上がりそして消えた。
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