ひまわりとタンポポ
ーガサガサッ
「優助〜!犯人捕まえた!?」
そっか…。
こいつらまだ優太が戻って来た事知んないのか…
龍太郎と空はさっきの俺みたいにひまわりを掻き分けて真ん中に向かってきた。
犯人が優太だったって知ったらどんな顔すんだろーな?
そう思うと自然に顔がニヤけてきた。
「犯人捕まえたぞっ!!」
「優助〜、やめよーよ」
「いいんだよ!少しくらい嘘ついても!」
優太は恥ずかしいのか何だか知んねーが顔を下に俯かせた。
「誰だった!?」
「なんかよ〜、他校の奴の俺のそっくりさんだったんだよ!!見つけた瞬間俺ボコったから!!」
「うっゎ!優助ちーとばっかし怖いよっ!」
「マジムカついたから!!」
「優助〜もういいよ〜」
「しーっ!優太少し黙ってろ」
どんどん龍太郎と空がひまわり畑の中心に迫ってきた。
そして、
空はじっー…と優太の顔を見て
「…優助じゃ、ないね?」
優太はそう聞かれるとこっくりと一回頷いた。
「優……、っ優太!優太!」
「うっゎ!!!」
空は優太の名前を呼ぶと瞬間的に優太に抱きついた。
…優太苦しそー