涙恋~RUIRENの魔法~
告白
部活帰りは、もう暗かった。
今日は仲間たちは先に帰ったけど
私は、遅れを取り戻そうと
居残りをしていた。


  一日でもさぼると
  もどすのが大変だとつくづく思った。


「亜恋ちゃん、まだいたのか?」

  その声は~
  すっご~いラッキーなんだけど~

「先生~」

「居残りか?」

「体なまってるから~」

「さぼるとタイムは下がるから。
陸上ってほんとうに
わずかな目に見えないタイムだからな~」



「先生はサッカーが好きなのね。
よく応援に行ったな。」


「来てくれたね~
黄色い声援が響いていたよ。」

「私、勉強教えてくれる先生も
サッカーしてる優先生も
・・・・大好きだったの。
初恋だったんだ。」


  言ってしまった・・・・・・・
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