涙恋~RUIRENの魔法~
先生に彼女がいることを
私はまだ知ってはいけない。
その言葉は先生からも絶対きかない・・・・・


だから次のステップ


直樹だった。


先生の神経は直樹に向かっている。


「学校行かないの?
年くうよ。大丈夫?」

「くったらやめる~」
朝陽を浴びて直樹が言った。


「学校行かないで何をしてるの?」

「興味ある?」

「いや・・・別に~
どんなふうに時間つぶしてるのか
思っただけ。」

「家にいると毎日
中村がやってくる。」

「先生可哀そう。」


計画遂行


「なんか楽しそうだね。」

「経験してみるか?
こっちの世界・・・・・」

「でも怖いな。」

「だいじょーぶ、俺がいるし~」



私は生まれて初めてさぼりを
経験することにした。


おかあさんが
お弁当をくれて


「いってらっしゃい~」

   ごめん、おかあさん
   今日はパニックかも


怒られてもいい
先生が心配してくれればそれでいい

おかあさんに

「心配しないで。」

と言ったけど
きこえるはずもなかった。

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