涙恋~RUIRENの魔法~
ココロの欠片
「先生が好きなの・・・・・」

「亜恋ちゃん
その話は・・・・ゆっくりしなければいけないと
思っていたんだ。」

「私が汚れてるから
嫌いになる?」

「嫌いになるなんて
きみは僕を教師に導いてくれた子だよ。」

「そんなことどうだっていい。
私は思い出に残る生徒じゃない・・・」

「生徒だよ。嶋村 亜恋 ちゃんは・・・・」

「私は女として先生が好きなの!!」

先生の顔が暗闇で見えなくなった。

「俺には、大事な人がいるんだよ。」


「聞きたくない・・・・」


「聞いてくれ・・・・
亜恋ちゃんに再会する前に
俺は一緒に生きていく人を見つけたんだ。」

「私には
先生が一緒に歩く人だもん・・・・
小さい時からずっと好きだったのに
小さすぎて、相手にしてもらえなかった。
先生は突然私の前から
いなくなって
やっと先生が思い出の人になったのに
また先生に会った。
私と先生は運命だよ。」

「ね・・・聞いて・・・・・
それはきみの一方的な想いだから
俺にはいろんな立場がある。
きみは生徒のひとり
そして・・・・・・
僕には妻がいるんだ・・・・・・」
< 142 / 441 >

この作品をシェア

pagetop