涙恋~RUIRENの魔法~
この場所からの 旅立ち
「どうして?」


「どうしてって?
う~ん・・・・・なんか予感がするのかな。」


「予感って・・・・?」
心臓がびっくりした。



「なんかさ~
あいつって男から見てもいいんだよな。」



「だってユウの前で
接点ないじゃん?」



優は自分の前でまわされていた
私の手にキスをした。


「いい感じだったよ。」


「え?いつ?」
私は動揺した・・・・・



「あ、今めっちゃ動揺してないか?」


「いじわるね。」


「ほら、あの大会の日。
亜恋、めっちゃ応援してただろ?
俺、あの時後側に座っていたんだ。」


あの大声で騒いでた時だ・・・・・



「やだ~~~!!うそ~~~」


「ここじゃないって言われた時でしょ?
その時?
それともホーム側で騒いでるとき?」



「愛斗がうれしそうだったな~
あれは、亜恋が勝利の女神だった。」


「やだ~
あの時、ユウくん探してたんだよ。
見つけられなくて・・・・・」



「そうか~
愛斗は、亜恋が好きだって
すぐわかった。」


優は私を振りむいた。


「亜恋だって・・・・
まんざらじゃないだろ?」


「意地悪すぎるよ。」
私は拳を優のくぼんだ
頬に当てた。

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