涙恋~RUIRENの魔法~
親友
加恋はずっと愛斗に腕を
からませていた。
愛斗もはっきりと拒否するわけでもなく
はたから見たら
恋人同士に見える。


 愛斗も少し拒否したらいいのに


少しカチンときていた。


「自由行動ってどこのコース?」


「あ…うんとAコースよ。」


圭との会話は少しぎこちなかった。



愛斗は加恋のおしゃべり攻撃に
すっかり笑顔だった。





後ろから私の気持ちは複雑だった。



街ゆく人が
二人を振り返る。
まるで雑誌から飛び出たモデルだった。



「亜恋、静かだな~」


圭がつぶやいた。


「ごめん、なんか加恋に利用されたかなって
思って、あなたも絡んでるんでしょ?」


「うん。」
あんまりすぐに圭が答えたのが
おかしくて


「正直でよろしい」
笑ってしまった。



ボーリング場では負けず嫌いの
戦いになる。
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