【完】約束=願い事

父と来たことがあった、この花火大会。


少しだけ遠くなるけど、綺麗に観ることが出来る、その時行ったスポット。


ふたりで歩く、それまでの道。




店は良いから。
って出された照。


「どうして屋台で働いてるの?」


「学校からの出店なんだ。
その手伝いでね」


「そう…なんだ」


照も、崇佑と同じ明光の生徒。


そう思うと、
施設に居た記憶喪失の照は空想の存在で、
現実の彼は遠い世界の住人に感じる。



この道も、本当はふたりで歩くなんて許されることじゃない?


迷いでいっぱいになる。




< 222 / 238 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop