キスに恋して…1
これもヤキモチかな?


良平と二人っきりになっても直哉といる時みたいなドキドキ感はなかった


直哉は少し強い口調で


「楓!ごめんなさいのキスは?」


私はまた軽く触れるくらいのキスをした


直哉の顔を見た


怪しい微笑みをしながら


「愛してるのキスは?」


私は戸惑いながら、自分から舌を絡めるキスをした


ほんの2、3回、舌を絡めただけ…


「信じていいんだな?」


「当たり前だよ!」


直哉は安堵の表情で優しく笑った


良平とのこともハッキリしたし、直哉を選んだ私の心の中はスッキリしていた





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