恋の破片(カケラ)~ラブ&ピース~
その胸の傷を塞ぐように、素肌に所長の手を3度位押し当てた。

それだけで精一杯だった。

それ以上の事なんて、寝てる人に卑怯な事はできなかったし、百合は経験も浅く、自分からなんてできなかった。

今なら……。
そう後悔している。
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