NOEL(ノエル)
アルベルトは顔を歪めながら続ける。
「ずっと・・・
僕もずっと前から疑問に思っていたんだ。
何故彼らの事を知ってはいけないのか?
でも、僕の周りの人間は、誰もその質問に答えようとはしなかった。
父や、母でさえも・・・。」
ミルクは微かに首を横に振りながら言う。
「アル、あなたは未来のNANOを担っていく人だわ。
だからあなたは前だけを見て進むべきだと、皆思っているのではないかしら?」
アルベルトはミルクのその言葉に答えようとはせず、違う言葉を繋いだ。
「ミルク、僕には小さい頃から度々見る夢があるんだ。」