幕末咲乱華
そして土方にその事を話に行き、愛次郎を探した。



華「屯所内には……いませんでした。」



夕方になって、薄々暗くなり始めた頃の事だった。
一刻も早く見つけないと…!と焦るにつれて涙が出て来た。
そんな華を見て、



土方「心配すんな!お前ェ、男なんだろ?」



と、頭をポンポン叩いてあやす。
うん、と頷き、ゆっくりと深呼吸をすると、



華「土方さん、山崎さんと外行って来ます!」



と言って屯所を飛び出した。
あ、ちょ待ちぃ!
と言う山崎を置いて。





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街中をいくら走って見つけても、愛次郎の姿は見つからなかった。
どこにいるんだよ…とため息を付いて、河原に腰を落とした。



?「おー!ここにおったんか!!全く、お前は……。」


華「山崎さん、見つかりました?」



汗一つかいていないこの人は化け物かと思いながら聴いてみる。



山崎「あ、ああ〜…見つからへんかった。」



やっぱりなと、がくんと気持ちが沈む。
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