幕末咲乱華
髪は乱れ、手にはあたしを襲った時の刃物、顔や服には飛び血が付着していた。





ユルサナイ

ゆるさない

許さない…





女将に両親の敵を打ち、復讐してやろうと決めた瞬間、急激に肩の傷が痛み出した。


意識が遠のいそうになるのを堪え、女将に近付く。


すると背負っていたのか、背中からあたしが見つけたのと同じ様な刀を取り出し、そして、あたしの相棒のAlto saxが入っているケースを持ち、その刀に何か呪文を唱え、だんだんと眩い光に包まれ、どこかへ消えて行った…。


それと同時に、痛みに堪えられなくなり倒れた。
< 63 / 201 >

この作品をシェア

pagetop