あたしの好きな人【短編と名乗っていい頁数かな?】
「で、でも、まだまだ全然千代さんの味には足元にも及んでないし。
未来さんのお友達のお父さんだって、僕がこの学校でちょっと関係した仕事をしているからって、お世辞で言ってくれただけでしょ?」


それでも褒めてもらえると嬉しいよね、とか言いながら照れ笑いをするヨシ君に、あたしとみぃちゃんは揃って溜め息を付いた。


「うっわあ。
すっごく頑固だ。
ホントにこれだと謙遜通り越してイライラさせられるのかも。」


思わず呟いたあたしの言葉に、みぃちゃんが深く頷いてくれる。


「マジで俺もそう思う。」
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