君に…
いつも僕が付けているけど、嫌がられたことはなかったはずだし。


でもきちんと聞いてみた事はなかったし、僕はちょっとドキドキしながら尋ねてみる。


「そっか。
精製工場までいったことあるんだ。」


昔、お養父さんと一緒に世界中を回っていて。


そこで色んなものを見て色んな経験をしたことがある君の経歴は解っていたはずだけど。


やっぱり、ラベンダー精製工場なんてとこも行ったことあるんだね。


僕はポツリポツリとその時の思い出を話してくれる君の言葉に耳を傾けながら、改めて君の経験の深さを思い知らされていた。
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