ケータイ

渡されたデジカメを真剣に見た。
レイジは一度、女を買った男は必ず繰り返すからと。後はホテルを変えてないか、3日のうちに来てるかの勝負だとも。


レナは確信していた。おじさんは必ずいる、毎日のように弄んだアイツが我慢できる訳ない。


レナは一つ一つ見ていく。白い車、どれも高そうなやつばかり。

うっすらと記憶を辿る。




…!この車だ!

写真は小さいけど、間違いない。

レナの心臓が一気に高鳴った。
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