最後のラブレター
もうあなたに
立派に恋してたよ
その証拠に次の技能の授業は
いつもより念入りに
メイクして髪もちゃんとセットして
恋する乙女…?
みたいな私がいた
今日も笹原先生に
なんないかな~?
ルンルンで教習所に来た
――あっ居た!
バイクの技能の待合室で
見つけた笹原先生の姿
駆け寄りたいけど
冷静に冷静に…。
ゆっくりと待合室に入ると
パッと笹原先生が
こっちを向いた
「「こんにちは!」」
どっちが先に挨拶したのか
分かんない位同時に挨拶をした
「「アハハハ!」」
顔を見合わせて笑った
笹原先生の笑った時に見える八重歯が大好きなんだ
相変わらず暗い雰囲気の待合室に
私と笹原先生の話し声と笑い声が響く
…今日も笹原先生が担当であります様に!
ひそかに神様にお願いをした
なのに…
授業が始まった途端
笹原先生は違う生徒さんの元へ行ってしまった。
その生徒さんと
楽しそうにニコニコと笑う
笹原先生の顔を横目に
私は違う先生の前に立って
説明を聞いていた
「宜しくお願いします!」
“態度に出しちゃいけません”
自分に言い聞かせて
今日の担当の先生に笑顔で接した
今日の担当の先生は
笑いかけてくんない
コレが当たり前なんだよね…?
今日の先生ちょっと怖いし。
もうテンションはがた落ちだった
立派に恋してたよ
その証拠に次の技能の授業は
いつもより念入りに
メイクして髪もちゃんとセットして
恋する乙女…?
みたいな私がいた
今日も笹原先生に
なんないかな~?
ルンルンで教習所に来た
――あっ居た!
バイクの技能の待合室で
見つけた笹原先生の姿
駆け寄りたいけど
冷静に冷静に…。
ゆっくりと待合室に入ると
パッと笹原先生が
こっちを向いた
「「こんにちは!」」
どっちが先に挨拶したのか
分かんない位同時に挨拶をした
「「アハハハ!」」
顔を見合わせて笑った
笹原先生の笑った時に見える八重歯が大好きなんだ
相変わらず暗い雰囲気の待合室に
私と笹原先生の話し声と笑い声が響く
…今日も笹原先生が担当であります様に!
ひそかに神様にお願いをした
なのに…
授業が始まった途端
笹原先生は違う生徒さんの元へ行ってしまった。
その生徒さんと
楽しそうにニコニコと笑う
笹原先生の顔を横目に
私は違う先生の前に立って
説明を聞いていた
「宜しくお願いします!」
“態度に出しちゃいけません”
自分に言い聞かせて
今日の担当の先生に笑顔で接した
今日の担当の先生は
笑いかけてくんない
コレが当たり前なんだよね…?
今日の先生ちょっと怖いし。
もうテンションはがた落ちだった