姉ちゃんには秘密〜オレの甘甘ツンツンな想い〜オトコメセン
「先輩の両親、旅行なんだって!ラブラブだよね?」



だからって家に泊まらせなくても…



「和希がイヤじゃなかったら、先輩と一緒にでも良いよ?」



「は!?なんでオレが、先輩と同じ部屋なんだよ!客間で良いじゃんか」



「やっぱりね!和希って家に居るときって、良く一人で居るしね」



それは、姉ちゃんが側に居るからだよ!


言いたくても、オレは言えない。口が避けても…



「俺は、客間でええからね?それか、藍ちゃんと一緒がええな~」



先輩はそう言って姉ちゃんにぎゅっと抱きついた。胸が苦しい。こんなんで、オレ大丈夫か?



この調子で、オレ耐えられんの?先輩の親が帰ってくるまで…



「か和希の前で、やめて下さいよ!」



そう言っても姉ちゃんの、顔が赤い。そんな表情しないでよ、オレが居るときは…
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