貴方・・・・・・

学校に到着した時には私は失神状態だった。
「さくら!!大丈夫?」
「な・・・・なんとか・・・・」
「ごめんねぇ、スピード出しすぎちゃって」
「いよいよ」
「奈央!!早く行かなきゃ!!」
「うん!!」

「そういえば・・・・」
「どうしたの?」
「さくらに言ってなかったけど・・・・」
「ん?」
「私、翔と付き合うことになったんだ」
「ほんとに!?私もより戻したんだ」
「拓斗と?」
「良かったじゃん!!」
「うん・・・・」
「どうしたの?」
「いや、奈央に悪いこと言ったなって」
「そんなの気にしてないから」
「・・・・ありがとう・・・・」
「ほら、泣かないで!!行くよ」
私たちは早足で教室に向かった。

「がやがや」
クラスにつくといっぱい集まっていた。
「あ!!」
「どうしたの?いきなり」
「翔と拓斗って友達だったの?」
「え!!」
そこには楽しげに喋っている翔と拓斗がいた。
「ほんとだ・・・・」
私たちに気づいたのか2人はこっちに向かって来た。
「拓斗!!どうゆうこと?」
「ごめん、ごめん。言うのすっかり忘れててさ」
「ひどいよー!!」
「翔もどうして言わなかったの?」
「だって、拓斗が言うっていったから」
「ふーん」
「ちょっと、翔!!この怖い目をどうかしてくれよ」
「嫌だ」
「拓斗!!」
「ウギャー!!」
「待ちなさーい!!」
「あははは」
「さくら頑張れー」


その日から私たちは楽しい学校生活をおくっていた。