英雄達は最後に笑う…?
「なんだ、この部屋?」

月影は周りを見渡す。
四角い部屋としか言いようが無い。
一角にはドアが。

「とりあえず…ドアから出ようか?」

火螺がドアを開く。
周りを見渡す。
左には金網が張ってあり行けない。

「右か?」
「…金網は破れないみたいだな」

月影が金網をいじりながら言う。
三人は右に曲がる。
先にまた二つに別れてるらしい行き止まりがある。

「一体どんな訓練なんだ?」
「まさか歩行テストじゃぁあるまいし」
「静かにっ…!」

二人が火螺を見る。

「…何か聞こえない?」

二人も耳を澄ます。

「叫び声…」
「何か鈍い音…」
「何かが転がる音…」

三人は止まる。

「どうやら他ではテストが始まってるみたいだな…」

竜崎が後ろを振り返りながら言う。
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