英雄達は最後に笑う…?
「よし、行こうか」

三人は部屋の奥に進む。

そこも四角い箱で真ん中にテーブルがあり、大きな鍵が置いてある。

「お、あれかな」

竜崎が一歩踏み出す。

「待った!」

月影が叫ぶのと同時に部屋の奥から仮面の男が出て来た。

「簡単に鍵は渡さないって訳ね…」

四人は睨み合う。

「よし、火螺。俺らが奴を押さえる。お前が鍵を取れ」
「…了解」
「行くぞ竜崎!」

二人が仮面男を左右から挟む形で迫る。

竜崎が仮面男に飛び掛かる。
しかし、呆気なく投げられる。
その隙に月影が羽交い締めにする。

「火螺!今だ!」

火螺が鍵を掴もうとする。
仮面男が羽交い締めにされながらも火螺に向かって走る。
鍵を見てる火螺は気付いてない。

「危ない!」

火螺の体に仮面男の蹴りが飛ぶ。
しかし、素早く竜崎が火螺と足の間に入る。

「お前の相手は俺だ!」

竜崎が足を掴み引っ張る。
バランスの取れなかった仮面男が倒れる。

「今だ!走れ!」

月影が叫び、橋に向かって三人は走り出す。
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