母の心音(こころね)
「七月三十日、今日は雨でな、仕事もできないし、肩こりがひどくってな、病院へ行ったんや。その途中でな、末娘が去年通って居った学校の傍を通るんや。今は夏休みで、静まりかえとった。そしてな、暫く立ち止まって、眺めとったんや。運動場を囲むようにポプラの木が植えてあってな、青々しとった。末娘もこのポプラの木を見とったんやろな、そう思って暫く見とったんや」
ポプラ樹の
緑の陰に静まりし
思いで深き雨中の校舎
「そしてな、その時末娘が残してくれたレインシューズを履いとったんや。そりゃ柔らかくてな、末娘と一緒に歩いて居るような気がしたんや」
柔らかく
疲れし母を癒すよな
優しき心地よレインシューズ
ポプラ樹の
緑の陰に静まりし
思いで深き雨中の校舎
「そしてな、その時末娘が残してくれたレインシューズを履いとったんや。そりゃ柔らかくてな、末娘と一緒に歩いて居るような気がしたんや」
柔らかく
疲れし母を癒すよな
優しき心地よレインシューズ